子どもたちに野球の面白さを知ってもらおうと、未就学児を対象とした体験教室「キッズフェスタin広島」(広島県高野連主催)が8日、広島市南区の広島カープ屋内練習場で開かれた。午前と午後に2回あり、計約120人が参加した。
かつて広島カープで活躍したカープベースボールクリニックコーチの浅井樹さんと、広陵高校出身で読売ジャイアンツの投手だったジャイアンツアカデミーの西村健太朗さんが講師を務め、県内の高校野球部員ら約160人が手伝った。子どもたちはグループに分かれて、野球のルールを簡単にした「BTボール」やキャッチボールなどを楽しんだ。
西村さんは「みんなとても上手にできました。最近、公園でボール遊びする機会が少なくなっているけれど、体を動かしていろんなスポーツに挑戦してほしい」と呼びかけた。BTボールでホームランを2本打った近藤沙月ちゃん(6)は「楽しかった。守備でもボールをキャッチできてうれしい」と笑顔だった。【武市智菜実】
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