明治安田生命Jリーグ・J2の愛媛FCとJ3のFC今治は27日、ともにホームゲームの試合に臨みました。愛媛は甲府と対戦し4試合ぶりに勝利し、今治は首位の大宮に完敗を喫しました。
J2で11位の愛媛FCは5位のヴァンフォーレ甲府と対戦し、エースの松田が出場停止でピッチに立てない中、ベンダンカンが先発。先手を取りたいものの前半13分、中盤のダイレクトパスで守備にほころびが出て、最後は上がってきたサイドバックの選手にシュートを決められ先制されます。40分には愛媛で去年プレーした木村にミドルシュートされたものの、キーパー徳重が左手でセーブし追加点を許しませんでした。我慢していた愛媛は前半のアディショナルタイム、コーナーキックから森下が競り勝ったボールを主将の小川が押し込んで1対1の同点に追いつきました。
後半に入っても愛媛の勢いは続き、山口、谷本、ベンダンカンとパスがつながり最後はMF・石浦が左足を一閃。今シーズン3点目で逆転に成功します。さらに22分、石浦の絶妙なパスから窪田が抜け出して決定的なチャンスに。しかし相手キーパーがわずかに触りゴールを奪えませんでした。このあと愛媛は甲府の猛攻を受け何度もピンチ。しかしキーパー徳重を中心に守備が耐え抜き、20本のシュートを打たれながらも2対1。ホームで強敵の甲府を破り4試合ぶりの勝利を収めました。順位は11位から8位にアップしています。
次節は5月3日にアウェーで、徳島との四国ダービーです。
小川大空主将:
「本当に勝ててよかった。みなさんの応援は僕たちに届いています。四国ダービーも勝つためにいい準備をするので、また一緒に戦ってください」
石丸清隆監督:
「相手に主導権を取られて苦しい展開になりましたけど、よくそこから盛り返した。途中から気持の入ったいいプレーがいっぱい見られた。チームは前進できたかなと思います」
FC今治は2連勝と上り調子のなか昇格を占う大一番。27日まで無敗で首位の大宮アルディージャをホームで迎え撃ちました。しかし前半25分に豪快なミドルシュートで先制されてしまい主導権を握られる、その4分後にはロングボールからゴール前へ折り返され追加点を献上。2点ビハインドで前半を終えました。
今治は後半立ち上がりにチャンスが到来。エリア内の混戦から地元・今治出身の近藤がシュートし今シーズン2度目のゴール。後半からの起用に応え1点を返しました。しかし首位・大宮にこのあと2点を奪われて4対1。昇格争いのライバルに今シーズン最多失点で大敗し4位に後退しました。
服部年宏監督:
「本当に申し訳ないという気持ちでいっぱいです。もう一度そこからやり返さなきゃいけないという姿勢を、特にホームであるならば90分間見せ続けなきゃいけないという話はしました」
近藤高虎選手:
「(首位の)大宮は4点もとってますし1点じゃ足りない所、複数得点を取らないと。そこを埋めていかないといけないと感じてます」
今治は次節、5月3日にアウェーで奈良クラブと対戦します。
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