来年の凱旋試合が楽しみな大谷翔平選手(30)。アメリカの全国紙・USAトゥデーにインタビュー記事が掲載されました。

 ドジャース移籍1年目から前人未到の50−50や自身3度目のMVPに輝くなど、記録にも記憶にも残る活躍を見せた大谷選手は取材で「自分の想像を超えました。プレーオフに進出するのも初めて。ワールドシリーズも制覇しました。これ以上のことは望めません」と今シーズンを振り返りました。

 エンゼルス時代、かねてから「ヒリヒリするような9月を過ごしたい」と公言していた大谷選手。実際に経験したシーズン終盤の“ヒリヒリ”については…。

大谷選手
「エンゼルスにいた時、外からドジャースを見て、プレーオフに簡単に進出しているように見えました。でも実際にチームに入ってみると、大変な苦労がありました。シーズン終盤からパドレスが猛追、最後は勝ち抜くことができましたが、とてもタフな経験でした。でも本当に特別で、気持ちが高ぶり、とても楽しかったです」

 激闘の1年となった大谷選手。多くの得るものがあった一方、代償も…。ワールドシリーズで起きた盗塁の場面で左肩を負傷、手術に踏み切りました。その影響もあり二刀流再開の時期についてロバーツ監督は、「3月から投げると10月のプレーオフまではもたない。試合で投げ始める時期は3月ではない」と答えました。

 一方、大谷選手は取材の中でリハビリについても言及。「ここまで順調です。すべてがうまくいっています」と答えました。

 自分に向けられる注目の大きさや人気の高さについては「とても謙虚な気持ちです」と慢心しない大谷選手。インタビューの中で大谷選手らしい一面もかいま見えました。

大谷選手
「これからも野球という競技に集中し、日々向上するよう努力し、フィールドに全力を注ぎベストを尽くすつもりです。同時に野球の人気が高まり続け、さまざまな国で野球がさらに人気になることを願っています」

(「グッド!モーニング」2024年12月8放送分より)

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