2連覇を目指す桐蔭学園を主将として引っ張る申驥世=埼玉・熊谷ラグビー場で2024年3月28日、前田梨里子撮影

 第104回全国高校ラグビー大会の組み合わせ抽選会が7日、大阪府豊中市であり、3回戦までの組み合わせが決まった。夏の7人制大会で優勝し、大会連覇を狙う桐蔭学園(神奈川)は30日の2回戦で、流通経大柏(千葉)と富山第一の勝者と初戦を迎える。藤原秀之監督、申驥世(しん・きせ)主将の主なコメントは次の通り。

桐蔭学園・藤原秀之監督

 厳しい組み合わせになった。連覇というよりも、まずは(初戦の)30日が一番のターゲットになる。神奈川県予選決勝で東海大相模と1点を争う試合をした経験が血となり肉となっている。上位シードとしての責任があるので頑張りたい。

 前回のようにFWが盤石なわけでもバックスがそろっているわけでもないが、相手に負けないというメンタリティーはある。

桐蔭学園・申驥世主将

 強いブロックに入った。前回の優勝は先輩たちのもので、7人制は7人制だと思っているので、「連覇」という意識はない。最後の花園で優勝することだけを考えている。自分たちの速くボールをつなぐラグビーができるかが大事。前回の花園を経験している選手が少ないので、主将として経験を伝えて、初戦に向けていい準備をしたい。

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