フランス・グルノーブルで開催されているフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ上位6人によって争うGPファイナルで、男子で日本の鍵山優真選手(オリエンタルバイオ・中京大)と佐藤駿選手(エームサービス・明大)の2人が6日(日本時間7日)に行われるショートプログラム(SP)に向けて最終調整した。
鍵山選手は曲をかけた練習で4回転サルコウ、4回転―3回転の連続トーループ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をいずれもクリーンに着氷。練習後はジャンプがきれいに決まったことについて「良かった、良かった」とうなずき「頑張ります」と笑顔で引きあげた。佐藤選手は4回転ルッツで回転が抜ける場面が散見されたが、最後はしっかりと着氷。また、4回転―3回転は安定して降りていた。
世界王者のイリア・マリニン選手(米国)は曲かけではジャンプは試みず、それ以外の場面で高さのある4回転ルッツや4回転フリップ、ほぼ助走のない状態からの3回転半ジャンプなどを跳んで調整した。【グルノーブル倉沢仁志】
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