バドミントンのS/Jリーグ2024 第5日が12月1日、千歳市スポーツセンター(北海道・千歳市 ダイナックス アリーナ)で女子の部Sブロックが開催されました。北都銀行所属で東京五輪、パリ五輪日本代表で、“ナガマツ”ペアとしてダブルスに出場した永原和可那選手(28)が地元・北海道でのラストゲームに臨みました。
永原選手は山陰合同銀行との一戦、3試合目のダブルスに田中果帆選手(23)と出場。地元北海道でのラストゲームということもあり、応援席には中学校の先輩がデザインした和可那Tシャツを着た応援団(地元・芽室町から家族や恩師、先輩、後輩、友人たち約60人)が駆けつけました。
2018年、2019年世界選手権で連覇した攻撃的なスマッシュは健在。ナガマツの愛称で活躍してきた永原選手は要所で強烈なスマッシュを打ち込みます。惜しくも試合は0-2(17-21、18-21)で敗れましたが、道内最後のゲームで常に笑顔を心がけていた永原選手ですが、インタビュー中に応援団の姿が見えると、その思いがあふれだしました。
◆永原和可那選手
「負けて悔しい気持ちはあるんですけど、それ以上にみんなの応援が嬉しくてそっちの涙というか…悔しかったですけど幸せだったなと…両方の(意味の涙)」
永原選手は来年3月限りで現役引退。その後はカナダに語学留学へ行く予定で、バドミントンの普及活動に力を入れていきたいと語りました。
◇永原和可那選手 主な国際大会戦績
2018年 2019年 世界選手権 ダブルス 優勝
2018年 フランスオープン ダブルス 優勝
2021年 全英OP ダブルス 優勝
2021年 東京五輪 8強
2021年 インドOP 優勝
2024年 パリ五輪 ダブルス出場
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