フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ上位6人・組で争うファイナルの公式練習が4日、フランス・グルノーブルの会場であった。同日午前にフランスに到着した男子の鍵山優真選手(オリエンタルバイオ・中京大)と佐藤駿選手(エームサービス・明大)はリヨン空港から会場に直接移動し、練習に参加。40分間、体を動かし氷の感触を確かめた。
鍵山選手は曲をかけた練習ではジャンプを跳ばなかったが、その後は単発で4回転のフリップやサルコウをきれいに着氷した。また、佐藤選手は4回転―3回転の連続ジャンプや4回転ルッツを繰り返し跳んで感覚を確かめた。
慌ただしい練習参加となり取材対応はなかったが、鍵山選手は「きょうはできるところまでやってみようと。(ジャンプで)回り過ぎてしまったりもありましたが、あした詳しく話します」と話し、柔和な表情で引きあげた。佐藤選手は「全然、(体が)動いていないです。(時差ボケ対策で)この後、すぐに寝ないように気をつけます」と笑顔を見せた。男子は6日にショートプログラム(SP)、7日にフリーが行われる。【グルノーブル倉沢仁志】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。