第38回NAHAマラソンにスペシャルゲストランナーとして初出場した三津家(みつか)貴也さん(29)は、2時間47分33秒の好タイムで完走した。三津家さんは「NAHAマラソンの洗礼を受けた。楽しみながら走れるよう、またリベンジしたい」と笑顔を浮かべた。
三津家さんはランニングアドバイザーとして、SNSを通じてランニングの魅力や楽しさを伝えている。過去には陸上の日本選手権800メートルにも出場した。
先週にもフルマラソンとハーフマラソンに出たという三津家さん。今回、NAHAマラソンに初めて挑戦し「アップダウンが激しく、20キロ地点から脚にダメージが来た」と苦笑する。
「苦しいレースだったが、沿道からの応援が途切れずに最後まで走り切れた。他のマラソンでは見たことのない優しさに触れて、沖縄の温かさを実感した」と感謝した。
三津家さんは「走ることは誰にでもできるアクティビティで、人とのコミュニケーション形成の場にもなる」と指摘する。「次は参加者たちとコミュニケーションを取りながら、もっとゆっくり走りたい」と意気込んだ。(社会部・玉城日向子)
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