写真はイメージ=ゲッティ

 中京競馬場で12月1日に行われる中央競馬のチャンピオンズカップ(GⅠ・ダート1800メートル)の出走馬16頭と枠順が28日、決まった。冬のダート王を決める一戦だ。

 中心は昨年の覇者レモンポップ。逃げて力でねじ伏せる圧倒的な強さで交流戦を含む国内ダートGⅠを5連勝中。この秋も盛岡の南部杯を逃げ切り2連覇した。今回が引退レースで有終の美を飾りたい。1枠2番から。

 強敵は2月のフェブラリーS覇者で、南部杯を最後までマッチレースのように競り合い2着になったペプチドナイル。同じ6歳同士で先行力があり、逆転を狙う。2枠4番。

 5歳ウィルソンテソーロは11月の交流戦・JBCクラシックを先行策で圧勝しGⅠを初制覇。昨年のチャンピオンズCは2着で、さらに力をつけている。4枠8番。

 ガイアフォースは初ダートのフェブラリーSで末脚を生かし2着と健闘。サンライズジパングは唯一の3歳でみやこSで古馬勢を一蹴した。韓国のコリアカップを2連覇したクラウンプライド、7歳で健在のハギノアレグリアスも優勝圏内だ。【海保真人】

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