第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春の高校バレー)北海道代表決定戦決勝が11月22日、北ガスアリーナ札幌46(北海道・札幌市)で行われました。女子は初の春高バレー全国大会出場を決めた旭川志峯が第1シードの札幌山の手と対戦し初優勝を飾りました。
旭川志峯は第1セット札幌山の手に5年連続ポイントを許すなど苦しい展開。16対25で第1セットを奪われます。
続く第2セットも札幌山の手にリードされますが、15点から岡本陽琉子選手(2年)のクイックやブロックで18対18の同点に追いつきます。その後、デュースに持ち込む粘りを見せると、旭川志峯は26点目から3連続ポイント。28対26で第2セットを奪い返します。
旭川志峯は第3セットも山保ななみ選手(3年)を中心に積極的な攻めを見せます。デュースまでもつれ込む大激戦の結末は29対27で終焉。旭川志峯は春高全国の切符と共に全道初優勝の栄冠を手にしました。
男子は連覇を狙う科学大高が、創部5年目で初の春高全国の切符を掴んだ札幌大谷と対戦しました。科学大高は身長190センチの佐藤ラニ海選手(3年)の強烈なスパイクなどで札幌大谷を圧倒。セットカウント2対0(25-19 25-16)で2年連続5回目の全道優勝を飾りました。
男子・科学大高、札幌大谷。女子・旭川志峯、札幌山の手の4チームは春高バレー全国大会に出場。12月1日の組み合わせ抽選会を経て、来年1月5日~7日(男女1回戦~準々決勝)、11日~12日(準決勝・決勝)に行われる全国大会(東京体育館)に臨みます。
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