米大リーグ、ドジャースの大谷翔平がナショナル・リーグの最優秀選手(MVP)に選出され、日本時間の22日朝、地元・岩手県からも祝福の声が上がった。指名打者(DH)専任では初。「歴史を塗り替えた」「投打二刀流でも世界一を」。来季への期待も高まる。
少年時代に所属していた「水沢リトルリーグ」でバッテリーを組んだ奥州市の佐々木遼輔さん(30)は、今季の好調と、当時の大谷を重ね合わせ「スイッチが入るとパカパカ打ってた」と振り返る。「本当にすごいが、翔平はもう、次の目標を見据えていると思う」と話した。
大谷の母校、奥州市立姉体小の少年野球チーム代表の及川菊雄さん(71)は「大リーグの歴史を塗り替え、神の域だ。こんな人がここ(奥州市)で生まれたなんて信じられない。けがをせず、楽しい野球人生を送ってほしい」とうれしそうに語った。
岩手日報社(盛岡市)は、打撃と走塁シーンの写真を載せた号外約4万3千部を発行。花巻市で受け取った医療従事者の高橋千輝子さん(44)は「地元の誇り。子どもたちも目標になる」と言う。(共同通信)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。