世界のトップ選手が福岡県北九州市に集う卓球の国際大会が20日に開幕し、地元出身のメダリスト早田ひな選手が復帰戦として出場します。
◆記者リポート
「見てください。体育館の入り口には世界トップ選手の写真がずらりと並んでいます」
北九州市立総合体育館で20日から始まった卓球の国際大会「WTTファイナルズ」。
世界ランキングトップの16人だけが参加できる最高峰の大会で、北九州市では初めての開催です。
◆観戦客
「足の筋肉とか球の速さとかテレビで見ているのと違うので、実際に見ると迫力があってすごいと思います」
◆観戦客
「すごくうれしい。こんな機会はなかなかないので」
初日の20日は午後、男女のシングルスとダブルスの1回戦がスタートし、日本勢も続々と登場しています。
なかでもいちばんの注目は地元・北九州市出身の早田ひな選手。
今年8月のパリオリンピックでは利き腕の左腕を負傷しながらも2つのメダルを獲得し、
これが復帰戦となる大事な大会です。
◆早田ひな選手
「まだプレーには制限がある中での出場にはなると思うんですけど、その中で今だからできること、自分の中で目標を立ててやってきた部分はあるので、いつもと違う早田ひなの部分がもしかしたらあるかもしれないので、そういった部分を楽しみに見ていただけたらと思います」
世界最高峰の熱戦が繰り広げられる「WTTファイナルズ」は24日まで開催され、早田選手は20日午後7時から初戦に臨む予定です。
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