10月のプロ野球ドラフト会議で、中日ドラゴンズから育成2位で指名された、鹿児島市の鹿児島実業高校3年の井上剣也投手が、球団と仮契約を結びました。
鹿児島実業高校3年・井上剣也投手
「自分はまだ育成選手なので、1日でも早く支配下に上がれるように頑張っていきたい」
少し緊張した表情でプロ入りの決意を語るのは、中日ドラゴンズから育成ドラフト2位で指名された、鹿児島実業3年の井上剣也投手です。
井上投手は鹿児島市出身で、身長178センチの右の本格派で、ストレートは最速151キロをマークしています。
18日、中日ドラゴンズの関係者が鹿児島実業を訪れ、井上投手と仮契約を結びました。
その後行われた会見で、球団スカウトは、期待を込めて井上投手をこう評価しました。
中日ドラゴンズ・三瀬幸司スカウト
「制球力や変化球に課題はあるが、ストレートの力は今いる選手の中でも遜色ないので、早い段階で支配下に上がってほしい」
まずは支配下登録が目標と話す井上投手。目標とする選手について問われると、あのメジャーリーガーの名前を挙げました。
鹿児島実業高校3年・井上剣也投手
「(ドジャースの)山本由伸投手のような、野球界を代表する投手になりたい」
井上投手は今後メディカルチェックなどを受けて、プロ野球選手として新たな一歩を踏み出します。
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