「大分国際車いすマラソン」で力走する選手=17日午前、大分市
世界初の車いす単独マラソンレースとして始まった「大分国際車いすマラソン」の第43回大会が17日、大分市で開かれた。今年はパリ・パラリンピックのメダリストらも参加し、コース周辺に詰めかけた観客は「頑張れ」などと熱い声援を送った。 大会は「日本パラリンピックの父」と呼ばれる医師の故中村裕氏が提唱し、国際障害者年である1981年に開始。今大会のフルマラソンはパリ・パラリンピックの銀メダリスト、中国の金華選手(25)が初優勝した。「とても興奮した」と喜びをかみしめた。 惜しくも2位だった鈴木朋樹選手(30)は「自分でレースをつくる難しさを知った。終始きつかった」と悔しさをにじませた。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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