第3回世界野球「プレミア12」オープニングラウンド グループB
日本 3対1 チャイニーズ・タイペイ 台湾・台北ドーム
開幕2連勝の侍ジャパンは、16日に地元の声援を受けたチャイニーズ・タイペイと対戦した。
源田壮亮選手(31歳・西武)の侍ジャパン初ホームランや才木浩人投手(26歳・阪神)の6回途中無失点の好投などで、3対1でチャイニーズ・タイペイに勝利し、3連勝でグループ単独首位に浮上した。
■完全アウェーの侍ジャパンが先制点
試合はいきなり動く。
1回表、侍ジャパンは相手サードのエラーと四球などで1アウト1塁3塁と先制のチャンスを迎える。
このチャンスで前日にホームランを打った4番・森下翔太選手(24歳・阪神)が打席に入る。
すると、森下選手がきっちりとライトへの犠牲フライを放ち、1点を先制する。
一方、先発の才木浩人投手(26歳・阪神)は1回裏、2アウトからヒットで出塁を許すも後続を打ち取り、立ち上がりを無失点に抑える。
3回表、9番・坂倉将吾選手(26歳・広島)が四球で出塁して、進塁打と犠牲フライで2アウト3塁の場面をつくる。
ここで3番・辰己涼介選手(27歳・楽天)がレフトフェンス直撃のタイムリー2ベースで、1点を追加する。
3回裏、今大会初スタメンの源田壮亮選手(31歳・西武)が代名詞の守備で魅せる。
チャイニーズ・タイペイの2番・林 立選手が三遊間に打った深い打球を源田選手が逆シングルでキャッチ。すぐに一塁へ安定した送球でアウトにし、難しいゴロの処理を簡単にやって見せる。
■源田選手の侍ジャパン初ホームランが貴重な追加点!
源田選手は打撃でも見せる。
4回表、今大会初スタメンで好守備をみせていた源田選手が甘く入ったストレートを捉えて、ソロホームランを放ち、打撃でもファンを魅了する。
源田選手の侍ジャパンで初となるホームランで3対0とリードを広げる。
7回ウラ、侍ジャパンは3番手に北山投手がマウンドに送る。
2つのフライで簡単に2アウトまでこぎつけるも、途中出場の7番・タイ・ペイフォン選手にソロホームランを浴びて、3対1と点差を縮められる。
しかし、チャイニーズ・タイペイの反撃はここまで。
3対1で迎えた9回表、抑えには前日に引き続き大勢投手(巨人)がマウンドに上がり、三者凡退に抑え、3対1で試合終了。
侍ジャパンは才木投手の6回途中無失点の好投や源田選手の侍ジャパン初ホームランなどで、3対1でチャイニーズ・タイペイに勝利した。
これで3連勝を飾り、グループ単独首位に浮上。
侍ジャパンは17日にキューバと対戦する。
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