フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦フィンランド大会は15日から、フィンランド・ヘルシンキで行われる。14日は会場で公式練習が行われ、第2戦スケートカナダでショートプログラム(SP)10位から逆転で2位に入った松生理乃選手(中京大)、スケートカナダ3位の吉田陽菜選手(木下アカデミー)、第3戦フランス大会7位の三原舞依選手(シスメックス)が調整した。
この日は3選手がいずれもフリーの曲をかけて練習した。松生選手は冒頭の3回転ループをきれいに降りると、その後のジャンプも安定感抜群。軽快な滑りを見せた。曲かけ練習後も次々とジャンプを成功させ、前戦から続く好調をアピールした。
吉田選手は、曲かけ練習冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は回転が足りなかったが、単発の練習では着氷する場面もあった。コーチと映像を確認しながら、修正点を確認していた。三原選手は冒頭のコンビネーションジャンプをきれいに着氷。その後も大きなミスなく滑りきった。
松生選手は自身初、吉田選手は2年連続のGPファイナル(12月・フランス)進出へ、上位を狙う。SPは15日、フリーは16日に行われる。【ヘルシンキ玉井滉大】
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