大相撲春巡業は26日、水戸市で行われ、茨城県出身の幕内高安が「みなさんに『会えてよかった』と言ってもらえるのが素直にうれしい。熱を入れて応援してもらえるのは、自分にとっても相撲界にとってもあいがたいこと。夏場所で(盛り上げに)貢献できるように頑張ります」と決意を新たにした。
両親が飲食店を経営していた水戸市には、3歳まで住んでいた。「所どころ覚えていますよ。すごく懐かしい」。同じ茨城県出身の天空海、武将山とともに、観客からの質問コーナーに登場し会場を沸かせた。
夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)の番付発表まで、あと4日。34歳の元大関は「この巡業では良い稽古ができた。いつもここら辺でけがをしてしまうので、けがせず、千秋楽まで走り切れるようにしたい」と丁寧に状態を整えていく構えだ。
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