春の高校バレー全国大会の出場をかけた長野県大会の決勝が11月10日、長野市で行われ、男子は松本国際が全国大会への切符をつかみました。
男子は、12年連続同じ対戦カード。2023年の優勝校・岡谷工業とリターンマッチに燃える松本国際の対戦です。
第1セット、流れをつかんだのは松本国際。「2セッター制」で攻撃的なバレーを展開し、第1セットを先取します。
対する岡谷工業は、粘りのバレーを見せます。守備からリズムをつくり、第2・第3セットを連取します。
ただ、第4セットは再び松本国際が取り、勝負はファイナルセットへ。終盤まで競りますが、最後に気迫を見せた松本国際が、2年ぶりの優勝を果たしました。
試合後のインタビューで小林智哉キャプテンが持っていたのは、2024年1月に亡くなった壬生監督の母親・智子さんの写真。
長く寮母として選手たちの生活をサポートしていて、「おばちゃん」と呼ばれ親しまれてきました。
松本国際・小林智哉 主将：
「おばちゃん勝ったよ！春高の借りは春高でしか返せないのでここで勝ててうれしいです」
松本国際・壬生裕之 監督：
「たぶん、このへんで（智子さんに）お尻たたかれているような気がします。その部分の力も、なにかしら働いたんじゃないかなと思っています。日本一、結果を残して帰ってきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」
松本国際は2025年1月5日から東京体育館で行われる春高バレー全国大会に出場する。
夏の全国インターハイではベスト8、上位進出が期待されます。
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
