平将明デジタル相は9日、神奈川県平塚市のサッカーJリーグの試合会場を訪れ、マイナンバーカードを活用して不正や成りすましを防ぐ実証実験を視察した。終了後、報道陣に「野球やバスケットボールなど、他スポーツでも利用を広げたい」と意欲を示した。

 実験はJ1湘南ベルマーレ対北海道コンサドーレ札幌戦で実施。マイナカードを使って参加すると、住所情報を基に神奈川県在住者には北海道産の毛ガニ、それ以外は神奈川県産かまぼこが当たる抽選が行われた。

 試合後にピッチ内で写真撮影ができる権利と公式球がもらえる特賞も設けられた。ピッチに入る際にはカードで本人確認を行い、成りすましを防ぐ。(共同通信)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。