一年納めの大相撲九州場所は10日に福岡国際センターで始まる。最大の注目は先場所覇者の新大関大の里で、今場所も優勝争いの中心となりそうだ。琴桜と豊昇龍の両大関には奮起が期待される。照ノ富士が初日から休場で今場所も横綱不在。
9日午前には会場で土俵祭が営まれ、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)や審判部の親方らが出席して15日間の安全を祈願。約50人の一般客が見守った。
大の里は福岡市西区の二所ノ関部屋で最終調整した。本場所用の青色の締め込み姿で立ち合いを確認し「あまり考えずに今まで通りの心構えで頑張りたい」とリラックスした表情で述べた。
既に15日間のチケットは完売した。(共同通信)
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