朝稽古で四股を踏む新大関大の里=福岡市の二所ノ関部屋宿舎

 大相撲の新大関大の里は九州場所(福岡国際センター)初日を控えた9日、福岡市西区の二所ノ関部屋で最終調整し「初日の入りは難しい。先場所は危ない相撲を取ったので、しっかり準備して頑張りたい」と集中力を高めた。2度目の優勝を果たした秋場所初日は、熱海富士を土俵際ではたき込む辛勝だった。

 本場所用の青色の締め込み姿で四股やてっぽうで汗を流し、鏡に向かって立ち合いの確認を入念に行った。5月の夏場所で初優勝した翌場所は9勝止まり。「ジグザグが続いているので、今回はそうならないように」と気持ちを引き締めた。

 2006年夏場所の白鵬以来となる新大関制覇が期待されるも、平常心を強調した。(共同通信)

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