11月10日から大相撲九州場所が始まります。
異例のスピード出世となった二所ノ関部屋の新大関・大の里に8日、お祝いの「化粧まわし」が贈られました。
真新しい化粧まわしに大きくあしらわれたのは「唯一無二」という四字熟語。
大の里が大関昇進の口上で「これ以上このような力士は現れない」という意味を込めて語ったことから話題となり、今回デザインに採用されました。
また、ひときわ目を引くのが金色に輝く龍の刺繍です。
そこには、さらに飛躍をしてほしいという願いを込めて「飛翔」の文字も刻まれました。
◆大関 大の里
「まさか自分が口上で言った言葉が化粧まわしになるとは想像していなかったので本当にうれしいです。1年最後の場所になりますし、自分としても初めての大関として挑む場所になりますので、いい形で締めくくればいいと思います」
この化粧まわしは、大の里が所属する二所ノ関部屋に3年前の九州場所から宿舎を提供しているアイ工務店が贈りました。
贈呈式では、元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方も新大関を激励しました。
◆二所ノ関親方
「今のところ順調に大の里は稽古をしていて、またこの化粧まわしをつけていい成績を納められますように、これから出世していってほしいなと思っています」
大の里は9月の秋場所で2度目の優勝を果たし、初土俵から昭和以降最速の9場所で大関に昇進しましまた。
10日から福岡国際センターで始まる大相撲九州場所、大の里は初日、長崎県出身の平戸海と対戦します。
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