岩手県高校総体の総合開会式について結論が出されました。
県高校体育連盟は11月7日の会合で「来年度以降総合開会式は実施しないこと」を正式に決定しました。

県高校総体の総合開会式は1948年に始まり、ピーク時には3万人以上の生徒が参加しましたが、新型コロナウイルスの影響もありここ3年間は屋内で規模を縮小して開催していました。

総合開会式を巡っては有識者などでつくる検討委員会が、10月に「来年度以降は実施せず、競技ごとの開始式を行う」との案をまとめていましたが、7日に盛岡市で開かれた県高体連の評議員会でこの案が正式に決定されました。

「選手・チームの負担を減らすこと」や「少子化で連盟の収入が減少していること」などがその理由とされています。

県高体連では「競技ごとに開会式を行うことで生徒が自分の競技に集中できる。応援の関わり方については生徒にアンケートを取って意見を反映させたい」としています。

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