第49回社会人野球日本選手権は大会第11日の8日、準決勝があり、JFE西日本の鳥井凌選手がトヨタ自動車のエース・嘉陽宗一郎投手から先制のランニング本塁打を放った。
「1番・左翼」で先発出場した鳥井選手は0―0の三回1死から、嘉陽投手の投じた5球目の外角直球を強振。打球は左中間フェンスを直撃し、ボールは大きくはね返った。外野手が処理にもたつく間に快足を飛ばし、最後は本塁にヘッドスライディングで生還した。華麗なベースランニングに三塁側のJFE西日本側のスタンドから大きな歓声が上がった。
鳥井選手は仙台大から入社6年目の外野手で、今大会は1番打者として全試合で安打をマークしている。【牧野大輔】
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