11月10日から始まる大相撲九州場所。

4日、ひと足先に土俵入りしたのは、かわいらしい“小さな力士”たちです。

4日朝、神社の境内にできた長い列。

その先で行われていたのは、大きな力士たちに抱っこされる「赤ちゃんの土俵入り」。

福岡市中央区の鳥飼八幡宮で九州場所を控えたこの時期に毎年行われていて、4日は約250組の家族が集まりました。

相撲は古来、無病息災などを祈る「神事」として執り行われてきた歴史があり、力士に抱っこしてもらうと「健康で丈夫に育つ」と信じられています。

◆九重部屋 千代虎関
「かわいい。かわいいです」

◆九重部屋 千代丸関
「かわいいね。元気に育ってほしいですね」

化粧まわしを付けた赤ちゃんは、不安そうな表情を浮かべたり大声で泣き出したりと反応は様々。

家族はあやしながら我が子の姿をうれしそうにカメラに収めていました。

◆参加した家族
「お相撲さんぐらい大きくなってほしいですね」

◆参加した家族
「きょうは広島から。元気にたくましく、お相撲さんみたいに健康に生きてほしいです」

かわいらしい「小さな力士」の姿に、境内は終始、温かい空気に包まれていました。

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