先場所を全休した大相撲の横綱照ノ富士が3日、熊本県玉名市の蓮華院誕生寺で奉納土俵入りを行い、太刀持ちに幕内熱海富士、露払いに幕内翠富士を従えて力強い不知火型を披露した。土俵入り後は子どもたちとの稽古に締め込み姿で胸を出し「この少年たちがプロに入って、活躍してくれることを祈っている」と笑顔であいさつした。
32歳の照ノ富士は名古屋場所で10度目の優勝を遂げたが、秋場所は糖尿病と膝痛で全休した。10月の秋巡業も一時離脱するなど調整のペースが上がらず、九州場所(10日初日・福岡国際センター)の出場可否が注目される。この日は報道陣の取材には応じなかった。(共同通信)
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