剣道の第72回全日本選手権は3日、東京・日本武道館で行われ、竹ノ内佑也6段(警視庁)が10大会ぶり2度目の日本一に輝いた。同時開催された第63回全日本女子選手権は近藤美洸6段(警視庁)が初優勝を飾った。  竹ノ内は筑波大時代の第62回大会で21歳5カ月の史上最年少優勝。今大会の決勝では初制覇を目指した合屋龍6段(京都府警)に小手と面を決めた。7月の世界選手権の個人戦を制した近藤は決勝で2連覇を狙った渡辺タイ6段(熊本県警)に面と小手を打ち込んだ。  両大会とも64人によるトーナメント戦で争われた。同時開催は4大会ぶり。女子の日本武道館開催は初めてだった。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。