【日本製紙石巻-トヨタ自動車】トヨタ自動車の藤原航平監督=京セラドーム大阪で2024年11月2日、西村剛撮影

 第49回社会人野球日本選手権大会は第5日の2日、京セラドーム大阪で1回戦があり、前々回大会優勝のトヨタ自動車が日本製紙石巻に8―2で勝ち、5大会連続で初戦を突破した。トヨタ自動車の藤原航平監督の試合後の主なコメントは次の通り。

トヨタ自動車・藤原航平監督

 取れるところで複数得点を狙うのがこの試合のテーマだった。序盤から畳みかける攻撃ができ、リードすることができた。初回から2番の熊田(任洋)、3番の宮崎(仁斗)の若手がつなぎ、得点できたことが良かった。

 <6回1失点と先発の役割を果たした増居翔太投手の出来は?>

 良かったですね。都市対抗で負けてから、調子の波はあるが、チームの柱になるために投げてきた。真っすぐも走っていたし、しっかり外と内に投げ込んでいた。リズムを作ってくれた。

 <熊田、宮崎と若手を上位に据えた理由>

 都市対抗が終わってからこの形を磨いてきた。2人とも京セラは初めて。1打席目にしっかり振れたのが良かった。ともに出塁率が高い。今後もトヨタが継続的に強くあるためには若い力も必要になる。それと純粋に彼らが結果を出して(上位打線を)つかんだ。

 <次戦へ向けて>

 流れとかではなく、自分たちの攻撃をやるために準備してきた。守備も走塁も同じ。どこも強豪だが、トヨタらしく次も向かっていきたい。

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