第49回社会人野球日本選手権大会は第4日の1日、京セラドーム大阪で1回戦があり、JR九州がバイタルネットに10―0で勝ち、第45回大会(2019年)以来、4大会ぶりに初戦を突破した。JR九州の中野滋樹監督の試合後の主な談話は次の通り。
JR九州・中野滋樹監督
10点はたまたま。相手は投手がいいので「辛抱強くやろう」と話していた。うちは若いチームで最初は力が入ることは想定していた。打順が一回りして、選手たちが落ち着いた。しっかり球を見極められたことが結果につながった。
10点入ったが、うちは投手力を中心にした守りのチーム。相手に点を与えなかったことが良かった。
(無四球完封の鷲崎淳は)予選の時からずっと一人で投げていた。今日もエースとして本当にいいピッチングだった。球数も少なかったので、最後まで行ってもらった。
鷲崎は相手打者の対応を見ながらうまく投げられる。コントロールももちろんいいが、緩急を使ったり、相手が合っていないボールを自分で見極めたりして、捕手のサインの意図をくみ取って投げられる。
一発勝負では球の速さより、コントロールミスが怖い。そういったところをうまくできるのが彼なので、初戦は頑張ってもらった。
うちは一戦必勝。予選もチャレンジャーとして戦ってきた。チャレンジャーとして攻める姿勢が、今ちょうどうまくいっているのかな。そういう意識を持ってずっと戦っていければ。
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