第49回社会人野球日本選手権は第3日の31日、プロ野球・巨人の元投手で今季現役復帰したミキハウスの桜井俊貴投手（31）がENEOSとの1回戦に先発することが発表された。ENEOSの大久保秀昭監督（55）は今季限りでの退任を発表しており、監督として都市対抗最多4回の優勝を誇る指揮官率いる強豪との対戦が注目される。
桜井投手は2016年、立命館大から巨人にドラフト1位で入団。22年オフで引退しスカウトに転身したが、今年1月にミキハウスで現役復帰した。
7月の都市対抗では、1回戦の東京都・東京ガス戦に先発したが、八回途中5失点で敗戦投手となった。
チームとして19大会ぶりの出場となる今大会の開幕前日記者会見では「チーム状態は絶好調。都市対抗で勝てなくてすごく悔しい思いをしたので、全国で勝てるように必死に腕振って投げていきたい」と抱負を語っていた。【皆川真仁】
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