パリ・オリンピック男子110メートルハードルで、日本人で初めて5位入賞した千葉県松戸市出身の村竹ラシッド選手(22)=JAL=が23日、母校の市立相模台小学校と同第一中学校を訪問し、後輩たちと交流した。
村竹選手は高校も市内の県立松戸国際高校で、順天堂大に進んだ。パリ五輪では決勝に進出し、13秒21と同競技では日本人過去最高の5位入賞を果たした。
第一中の体育館で開かれた歓迎会で村竹選手は「中学校時代は朝練でたくさん走らされ、一日のスタミナを使い切っていた」と中学時代の話を披露し笑いを誘った。陸上部員には「着地の時、次のハードルをちゃんと見て体がぶれないようにする」とハードルの跳び方を指導した。
生徒の質問にも丁寧に答え、「来年ある東京での世界陸上では金メダルを取って松戸に持ち帰りたい」と活躍を誓った。【柴田智弘】
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