高校野球の秋季四国大会は27日、高知県立春野球場などで準々決勝があり、4強が出そろった。明徳義塾(高知1位)は鳴門(徳島3位)に6―0で快勝。新田(愛媛1位)は英明(香川3位)に4―3で競り勝った。
鳴門渦潮(徳島1位)は尽誠学園(香川2位)に3―2で勝利。高松商(香川1位)は高知中央(高知2位)を8―0の七回コールドで降した。準決勝は11月2日に高知県立春野球場で行われる。
秋季大会の結果は、来春の選抜大会の出場校を選考する際の資料となる。四国地区の一般選考枠は2。【皆川真仁】
明徳義塾・池崎安侍朗投手
<2安打完封>
いつも通り低めを意識して投げた。中盤から終盤にかけては抜け球が多くて球数が増えてしまった。相手の4番を打たせてはいけないと言われていて、一発が怖かったけど、コースに投げられた。
<140キロが出た>
(これまでは)138キロが最速だった。
<打っては3安打>
打撃はそんなに得意ではない。今日は塁に出て走って、終盤に球が浮いてしまったので、もっと体力をつけて勝てる投手になりたい。
<国民スポーツ大会で今夏の甲子園で優勝した京都国際に勝った>
球のキレに自信がついた。甲子園で優勝したチームなので、楽しんで投げようと思っていた。
<準決勝に向けて>
昨年は準決勝で負けたので、今年は絶対優勝したい。
鳴門渦潮・森恭仁監督
<序盤に得点できた>
いつも心がけている低く強い打球が打てた。受け身じゃなくて攻めていこうという姿勢の結果だと思う。
<反撃を振り切った>
県大会から後攻の試合は全て1点差だったので、今日も「どうせ1点差や」と言っていた。
<次戦は明徳義塾。池崎投手の攻略法は>
いや攻略なんかできへんでしょ。140キロのストレートに120キロのチェンジアップ。選手は見たことないと思います。走塁も含めて明徳さんは隙(すき)がないので、(エースの)大城(礼)がどれだけ隙を見せずにロースコアにできるかがカギになる。
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