福岡県柳川市出身の元大関・琴奨菊が新しい相撲部屋を立ち上げました。

地元・柳川市で初めての稽古が行われました。

25日朝、柳川市の高畑公園に設けられた土俵で稽古に励んでいたのは、秀ノ山部屋の力士たち。

指導する秀ノ山親方は柳川市出身で、現役時代は大関・琴奨菊として活躍し、幕内勝利数・歴代6位の718勝を挙げて4年前に引退しました。

秀ノ山親方は10月19日、これまで所属した佐渡ヶ嶽部屋から独立し、秀ノ山部屋を立ち上げたばかり。

11月に開催される九州場所に向けて、25日から宿舎を構える柳川市で稽古を始めました。

土俵の周りには近所の保育園児も駆け付けて見守ります。

秀ノ山親方は、弟子たちに足腰の使い方などを熱心に指導していました。

◆秀ノ山親方
「もちろん横綱を育てたいですし、私も何度も挑戦して跳ね返された壁なので、相撲道に向き合いながらそこに向かう力士を育て上げたい」

秀ノ山部屋は九州場所の千秋楽までの1カ月間、柳川市に滞在するということです。

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