パリオリンピックの柔道男子81kg級で頂点に立ち、史上初の連覇を果たした長崎市出身の永瀬貴規選手が24日母校を訪れ、金メダル獲得の喜びを伝えました。

胸には金銀2つのメダルが輝きます。

永瀬選手は24日に母校の長崎日大中学・高校を訪れ、全校生徒約1600人に拍手で迎えられました。

パリ五輪柔道男子81kg級金メダリスト 永瀬貴規選手(31)
「無事に2連覇を達成することができて、金メダルをこうして長崎日大に持って帰ることができてうれしくもあり、ほっとしています」

永瀬選手は、2024年7月に行われたパリオリンピックの柔道男子81kg級で金メダルを獲得。

この階級では史上初となる連覇を達成しました。

混合団体でも銀メダルに輝き、大会を通して2つのメダルを手にしました。

パリオリンピックの後、初めて帰省した永瀬選手は母校の祝賀セレモニーに出席し、後輩たちの前で世界の頂点に立った技を披露しました。

足車や内股など技が繰り出されるたびに、大盛り上がりです。

長崎日大高校柔道部の選手
「技のキレがすごくてかっこよかった。(永瀬さんは)努力家で練習量がすごいと聞くので、そこは自分も尊敬してまねしたい」

大技の披露とあわせ、後輩たちのために用意したのは、直筆サイン入りのパリオリンピックのグッズ。

フェイスタオルや日本代表デザインのTシャツなどがくじ引きで当たるたびに、生徒たちからは大歓声が上がりました。

記念切手が当選した生徒
「一生の宝物になると思う」

永瀬貴規選手(31)
「すごく歓迎していただいて、壮行会も昨年していただいて、『そこで頑張ってきます』と決意表明をしたので、そういった有言実行じゃないが、先輩としてかっこいい姿、模範になれるような姿を見せられていたらうれしく思う」

永瀬選手は25日は、長崎県庁で県民栄誉賞特別賞の表彰式に出席することになっています。

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