俊足巧打の京都国際・沢田遥斗外野手=阪神甲子園球場で2024年8月23日、吉田航太撮影

 プロ野球ドラフト会議で24日、今夏の甲子園大会で初優勝した京都国際高の沢田遥斗外野手(3年)が西武から育成5位指名を受けた。京都国際高からのドラフト指名は、6年連続となった。

 沢田選手は北海道出身で、右投げ右打ちで俊足巧打の外野手。今夏の甲子園大会では全6試合に「3番・中堅手」で先発し、全試合で安打を放つなど打率3割7分5厘をマークした。

 京都国際高では2019年以降、22年のドラフトでDeNAから4位指名を受けた森下瑠大選手ら支配下3人、育成5人の計8人が指名を受けていた。今年は沢田選手がチームで唯一、プロ志望届を提出していた。

19年からの京都国際高のドラフト指名選手

昨年のプロ野球育成ドラフトで指名された京都国際高の(手前から)長水啓真投手、浜田泰希内野手、杉原望来投手=京都市東山区の京都国際高で2023年10月26日午後8時29分、矢倉健次撮影

 ▽19年

上野響平内野手 日本ハム3位

 ▽20年

釣寿生捕手 オリックス育成4位

早真之介外野手 ソフトバンク育成4位

 ▽21年

中川勇斗捕手 阪神7位

 ▽22年

森下瑠大投手 DeNA4位

 ▽23年

浜田泰希内野手 日本ハム育成1位

杉原望来投手 広島育成3位

長水啓真投手 ソフトバンク育成8位

※ポジションは指名当時

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。