24日のプロ野球新人選手選択(ドラフト)会議で、西濃運輸の吉田聖弥投手(22)が中日から2位指名を受けた。
佐賀・伊万里農林高から2021年に入社した左腕。4年目の今季に結果を残し、一躍プロ注目となった。都市対抗東海2次予選では150キロに迫る速球とチェンジアップを駆使して計27回を投げ、32奪三振、1失点。圧巻のピッチングでチームを東京ドームに導いた。
都市対抗本大会でも1回戦で東京都・JR東日本を7回2失点に抑えるなど3試合に先発し、8年ぶりの4強進出に貢献した。
ドラフトを前に「どんな状況でも制球良く投げてチームを勝ちに導く投手になりたい」と語り、理想の投手にソフトバンクや巨人で活躍した杉内俊哉さんを挙げていた。【黒詰拓也】
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