ドジャースとヤンキースの顔合わせで25日(日本時間26日)に開幕する米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)は、4年ぶりの制覇を狙うドジャースが優位との見方が広がっている。
ア・ナ両リーグの最高勝率チーム同士で力は拮抗(きっこう)するが、AP通信は23日、米大手ブックメーカー(賭け屋)のオッズでドジャースが僅差ながら優位に立ち、シリーズ最優秀選手(MVP)予想は大谷が1番人気だと伝えた。メジャー公式サイトは、両チームの各ポジションの選手を比較した上でドジャースが4勝3敗で制すると見通した。
攻撃力はドジャースがわずかに上か。大谷、ベッツ、フリーマンのMVPトリオに加え、リーグ優勝決定シリーズMVPのエドマンら脇役の充実ぶりが光る。ヤンキースもジャッジ、ソトとメジャー屈指の強打者を擁し、スタントンも9戦5本塁打と自慢の長打力を発揮しているが、打線の厚みや機動力でやや劣る。
ヤンキースは昨季サイ・ヤング賞(最優秀投手賞)のコールらをそろえる先発陣では、山本らのドジャースを上回る。(共同)
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