米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成した際の本塁打のボールを出品したオンライン競売が日本時間23日に入札期限を迎える。本塁打ボールの落札額で史上最高を更新するかどうか注目が集まる。最終盤の入札状況次第では、落札が23日未明にずれ込む可能性もある。
22日午前時点の入札額は256万2千ドル(約3億8600万円、売買手数料込み)で既に史上2位。過去最高の落札額は1998年に当時カージナルスのマーク・マグワイア選手が打った70号で300万5千ドル。
ドジャースは20日にワールドシリーズ進出を決め、今後も大谷選手の活躍が期待される。主催した競売会社のケン・ゴールディン代表は16日の取材で、ポストシーズン終了まで競売を待たなかった理由を「みんなの関心が野球から離れてしまう前に終わらせたかった」と語った。
別の観客2人が球場で自分がボールを先に捕り、出品者に奪われたと提訴。その後、競売して所有者と認定された人物に収益を渡すことで当事者らが合意した。(共同)
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