【ブンデスリーガ】マインツ0−2ライプツィヒ(日本時間10月19日/メーヴァ・アレーナ)
【映像】“自分の強み”について語る場面
2024-2025シーズンのブンデスリーガ開幕から全試合で先発出場しているマインツの佐野海舟は、日本時間10月19日に行われたライプツィヒ戦でもスタメンに名を連ねた。
スタートはボランチの位置で起用されていたが、2点を追いかける試合終盤はセンターバックにポジションを下げて出場。チームとしては、今シーズン開幕から無敗を続ける好調ライプツィヒに敗れてしまったが、佐野個人のプレーにフォーカスすると随一に持ち味をみせており、上々の出来だったと言えるだろう。
そんな23歳のMFが試合終了直後、ABEMAの独占インタビューに応じ、東京のスタジオにいる元日本代表DF安田理大氏の質問に答えた。
チームとしてのパフォーマンスを振り返った後に安田氏は、佐野が33分にみせたプレーをピックアップ。この場面では、相手のクリアボールを打点の高いヘッドで味方選手へと繋ぎ、最終的にシュートまで持ち込んでいた。
安田氏の「Jリーグ時代からの持ち味がドイツでも出せるという自信がついてきていますか?」という質問に対して、佐野は「自分の強みを徐々に出せてきているとは思いますが、初めはなかなか出せずに、“自分の強みはなんなんだろう”と思っている時もありました」と、最初は自らの中で葛藤もあったと告白した。
それでも「徐々に自信持って、前向きなプレーを増やしていく中で、こういうプレーも増えてきました。これは監督からも求められているプレーなので、ここで負けていたら、スタメンやこのポジションでは出られないと思う。ここは強く意識して毎試合やっています」と、ライプツィヒ戦でもみせた前向きにセカンドボールを拾う守備に手ごたえを感じていると語った。
課題としては「最後の質」を挙げ「得点やアシストに繋げられるようにやっていきたい」と、数字に残る活躍を目指すことを誓っている。
この一連のインタビューを観た視聴者からは「日本代表で見れないのもったいない」「泣きそうだわ」「佐野頑張ってるな!」「今日もいいプレーだったぞ!」「これからも応援するぞ!」「佐野海舟がんばれ!」と佐野への応援メッセージが多く寄せられた。
10月に行われたオーストラリア代表とのアジア最終予選で、日本代表は遠藤航の不在時におけるボランチの選手層の薄さが課題として浮き上がった。この課題の解決にうってつけの存在となるのが、今シーズンからブンデスリーガを戦っている佐野だろう。かつてブンデスリーガで活躍した遠藤のようにドイツの地で揉まれさらなる成長を見せられるか。
(ABEMA/ブンデスリーガ)
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