Jリーグは最終盤に入り、昇格争いと残留争いが佳境を迎えています。清水エスパルスは勝てばJ1昇格が決まりましたが、試合前まで今シーズン負けなしのホームでまさかの黒星。昇格決定は次節以降に持ち越しです。
清水はまさかのホーム敗戦 昇格持ち越し
勝てば文句なしでJ1昇格が決まる清水エスパルス。
満員のサポーターで埋め尽くされたホームに山形を迎えると、序盤から主導権を握りますが前半はスコアレスで折り返します。
後半もなかなかネットを揺らすことができない中で30分。
ゴール前でカルリーニョスがボールを受けると、最後は北川!
頼れるエースがこぼれ球を押し込んで今シーズン12点目、エスパルスが先制します。
しかし、相手はリーグ戦5連勝中と好調の山形。
5分後に同点に追いつかれると、終了間際にも失点し逆転負け。
今シーズン負けがなかったホームでまさかの黒星を喫し、J1昇格決定はまたしても次節以降に持ち越しとなりました。
清水エスパルス・北川航也 主将:
勝てば(昇格)というシンプルな結果が全てだったので、それが出なかったことは非常に残念だし悔しいので、また次に切り替えて頑張りたいと思います
残留争いの磐田は4試合ぶりの勝利
J1残留へ残り6試合。正念場が続くジュビロ磐田はセレッソと対戦すると、開始早々に思わぬ形で試合が動きます。
前半5分、相手キーパーのリスタートがディフェンスに当たり、こぼれ球にジャーメインが反応。
2カ月以上ゴールから遠ざかっていたエースに待望の1点が生まれ先制すると、後半26分 、山田の股抜きクロスから最後は再びジャーメイン!
頼れるエースとキャプテンの技術、そして勝負強さが噛み合った大きな追加点を挙げ、4試合ぶりの勝ち点3をつかんだジュビロ。
ただ、この先も負けられない戦いが続きます。
藤枝は敗戦で昇格の夢ついえる
一方、プレーオフ進出に向けて勝利が絶対条件の藤枝MYFC。
しかし、アウェーに乗り込んでの徳島との一戦は守備が崩れ3失点。
これでプレーオフ進出の可能性がなくなりJ1昇格の夢はここでついえました。
沼津は終了間際に劇的な決勝点
最後はJ3のアスルクラロ沼津。
こちらも昇格プレーオフに向け熾烈な戦いが続く中、金沢と対戦するとドラマは後半アディショナルタイムに待っていました!
ラストワンチャンスをモノにした10番・佐藤の今シーズン初ゴールが劇的な決勝点!
3試合ぶりに勝点3を獲得しました。
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