フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカの成績上位者らによるエキシビションが20日にあり、女子で初優勝した樋口新葉選手(ノエビア)や、ペアで2季ぶりのGP優勝を果たした「りくりゅう」こと三浦璃来選手、木原龍一選手組(木下グループ)らが銀盤を彩った。
日本勢はこのほか、男子3位の三浦佳生選手(オリエンタルバイオ・明大)と女子2位の渡辺倫果選手(三和建装・法大)が登場した。
エキシビション前には各選手が取材に応じた。出場14戦目にしてGP初優勝を果たした樋口選手には、2022年北京冬季オリンピック代表に決まった時と同じ量のお祝いメッセージが届いたという。
樋口選手は「優勝なんて全然狙ってなくって、とにかく3位までには入れるようにしたいなっていうのが大きい目標だった。まさかって感じ」と振り返りながらも、「今季は全日本選手権に照準を合わせている。優勝を目指したい」と意気込みを口にした。
また、「りくりゅう」の2人は「2シーズンぶりの優勝は心からうれしいが、たくさんの課題をいただけたので、カナダに帰ってからすぐに練習に励みたい」(三浦選手)、「一夜明けて『次はNHK杯に向けてやらないといけないな』という現実に引き戻された」(木原選手)と早くも次戦に向けて気を引き締めた。【アレン倉沢仁志】
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