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 ソフトバンクホークスが待つ日本シリーズ進出をかけたプロ野球、セ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージ。3連敗で後がなくなった王者・巨人が、ようやく逆襲に転じました。

井上温大投手 この記事の写真

 大一番のマウンドを託されたのは、プロ5年目の井上温大投手(23)。3回には、三者連続三振。年俸670万円ながら今シーズン8勝をあげたサウスポーがDeNAを抑え込みます。

DeNAの戸柱恭孝選手

 1点リードの6回、戸柱恭孝選手(34)に同点ソロを浴びますが、許したヒットはこの一本だけ。堂々たるピッチングで6回を投げぬきます。

 その好投に応えたのが坂本勇人選手(35)でした。7回、レフト前へはじき返し、1アウトから出塁すると。続く中山礼都選手(22)が初安打を放つと、坂本選手は3塁を狙ってヘッドスライディング。

坂本勇人選手

 巨人一筋18年目のベテランが、泥だらけになりながら作ったチャンス。

 阿部慎之助監督の采配はセーフティスクイズ。坂本選手、頭から飛び込んだ。泥臭くもぎとったこの1点が決勝点となり、巨人ようやく1勝を返しました。

(「グッド!モーニング」2024年10月20日放送分より)

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