明治安田Jリーグで、愛媛県のプロサッカーチーム・J3のFC今治は勝ち点60、J2への自動昇格圏の2位をがっちりとキープしてるなか19日、アウェーで首位を独走する大宮アルディージャと対戦。1位と2位の直接対決に挑みます。

近藤高虎選手:
「ここで勝つとJ2昇格という道が見えてくる。絶対勝たないといけない試合」

今年こそ悲願のJ2昇格へ。スローガンに掲げたのは「DO it NOW!!」。FC今治は元日本代表の服部年宏監督を迎え開幕から4連勝。首位に立ち絶好のスタートを切りました。しかし4月から5月にかけてまさかの4連敗。歯車が狂い一時は11位まで順位を落としたものの、巻き返して6月以降は10月18日時点で12勝4分け2敗に。ハイペースで勝ち点を積み上げ、J2自動昇格圏の2位をキープしています。リーグ戦は残り6試合です。

服部年宏監督:
「メンバー固定できない中でも、みんなが同じイメージを持ちながら戦ってくれたり、普段の練習から常に全力でやることがベースになっているので、それをやれていることが要因」

好調の原動力は攻撃陣の奮起。51得点は堂々のリーグ2位です。なかでも背番号10番のエース・マルクスヴィニシウス選手は今シーズン15ゴールをあげ、得点ランキングトップに立っています。

マルクスヴィニシウス選手:
「自信はある。15ゴールを達成できたので常に上を目指して頑張っていきたい。一番大事なのはチームの結果に繋がること」

19日に対戦するのはJ3で首位を独走する大宮アルディージャ。前回の4月の対戦では4失点で大敗し、そこから4連敗が始まった因縁の相手です。大宮はすでにJ2昇格を決めていて、引きわけでもJ3優勝が決定します。

FC今治には去年、苦い記憶があります。愛媛FCとの伊予決戦で敗れ、目の前で優勝を決められました。「あの悔しい思いは二度としない」。決意を胸に大一番に臨みます。

新井光選手:
「サッカー人生で一番くらいに悔しい試合でした。目の前で決められたくないのもあるし、自分たちが上がるためにも倒さないといけない」

服部監督:
「全員の力で勝利をつかみ取るため、全力で本当に出し尽くすまで戦ってきたい」

大宮を倒しJ2昇格へ。FC今治が悲願達成へラストスパートをかけます。

またJ2の愛媛FCも19日、アウェーで鹿児島ユナイテッドFCと対戦。残りは4試合です。

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