秋の九州地区高校野球県大会の決勝戦が長崎市のビッグNスタジアムで14日に行われました。
決勝は九州大会出場を初めて掴んだ壱岐と強豪・海星の対戦です。
試合は初回から動きます。
1回ウラ、壱岐の先頭打者・小西が レフトオーバーの2ベースヒットを放ちます。
ランナーを3塁まで進めると、相手のエラーで1点先制です。
壱岐は4回ウラにも1点を追加し、試合を優位に進めます。
しかし、途中からマウンドに上がったピッチャー日高(高ははしごだか)の制球が定まらず、海星に4点を奪われ、逆転を許します。
壱岐は海星の攻撃を止められず、7回表にも2点を奪われます。
壱岐は8回と最終回に1点ずつ返しますが、あと一本が出ず、結局6対4でゲームセット。
初優勝とはなりませんでしたが、壱岐ナインは初めて出場する九州大会へ向け、気持ちを新たにしていました。
壱岐高校 浦上脩吾 キャプテン
「2点先制したが守備の乱れもあって自滅で点を取られたのが悔しかった。学校に帰ってもう一回練習して、九州大会でミスがないように春のセンバツに出られるように頑張ります」
壱岐高校 坂本徹 監督
「ずっと練習のとき試合のときもそうですけど、余計な事じゃなくていつも通りやっていることをいつも通りやろうと、それが出来なかったから、きょう負けました。試合経験、実戦経験を多くつめたということは大きな財産になっている」
海星と壱岐は、10月26日から大分県で開かれる九州大会に出場します。
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