来月からタイで開催されるビーチバレーの国際大会・2024ビーチバレーボールU19アジア選手権大会に出場する日本代表に、愛媛から3人の高校生が選ばれました。

ビーチバレーボールのU19日本代表は、男女それぞれ2ペア。このうち女子代表に選ばれたのは、今治精華高校3年の森川仁湖選手と矢田和香選手の「にこわか」ペアです。

矢田和香選手:
「今年も選んでいただいてすごくうれしい気持ちです。去年負けてしまったので、今年は絶対に勝ちたい」

森川仁湖選手:
「もう1回リベンジしたいって思いがあったので、今回選んでいただいてもう1回海外の選手と戦って勝てるように」

今治精華はインドアでも今年、春高バレー全国大会に初出場した強豪で、センス抜群の森川選手は攻守の大黒柱としてチームを牽引するサウスポーエース。
身長185センチの矢田選手は、海外選手の高さに引けを取らない「大器」として期待されています。

11日から松山市で始まった代表練習では、去年のアジア大会日本代表の坂口由里香コーチが指導。北京オリンピックに出場した楠原千秋さんも練習をサポートし、ビーチバレーの基本や砂の上での効率的な動きなどを細かく伝授しています。

坂口由里香コーチ:
「サーブだったり速い球を打てるのは、インドアバレーの強みなので、そこをうまく伸ばせばビーチバレー(専門)の海外の選手よりいいところ行けると思う」

アジア選手権は来月1日に開幕。この大会で5位以上になれば8月から中国で開催される世界選手権・本戦への出場権が与えられます。

「にこわか」ペアの2人は去年、年齢が1段階上の21歳以下・アジア選手権に出場し、予選プールで敗退しましたが、大きな経験値を生かし「世界」への切符を目指します。

森川仁湖選手:
「海外に行くと速いテンポとか、いろんなパターンの攻撃があって圧倒されたので、今回は自分たちも前より武器を多く持って行って、少しでも通用する武器を増やしたい」

矢田和香選手:
「練習の成果をタイで出して、絶対勝って、世界選手権への切符をつかんでいけるように頑張りたい」

また、男子代表には三島高校3年の萩尾太一選手が選ばれました。愛媛から3人の選手が日の丸をつけて戦います。

日本代表は来週、神奈川県で最終調整し、今月28日に決戦の地・タイへ出発します。

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