プロゴルファーの宮里藍さんが主催する女子ジュニア大会、「第5回宮里藍インビテーショナル Supported by SUNTORY」が開催されました。
この大会はジュニア世代の育成を目的としスコアを争う競技のみならず、自身が現役時代に学んだメンタルメソッド「VISION54」を用いた座学を取り入れるなど宮里さんの「ジュニア世代育成」の思いが込められています。
大会初日の13日は、選手たちが競技を行う中、大会としては珍しく、宮里さんは選手の保護者を対象にした講習会を実施。
将来のある子どもたちにとって、親の影響は大きくジュニアアスリートをどのようにサポートできるかという観点で自身の経験を交えながら説明しました。
中でも宮里さんは、近年ゴルフ選手の多くが「スコアが自分の価値」と考えることへの危険性について熱弁。子どもが練習や大会を終えた後は、結果だけではなく“自尊心=スコア”ではないと思えるよう、過程に重きを置き密にコミュニケーションを取り、選手たちが楽しんでプレーをすることが大切と保護者に伝えました。
その後は競技を終えた選手たちに向け「フィードバックレッスン」と題した講習会を実施。
試合を振り返る時は、悪かったプレーの反省だけでなく、成功体験を積み重ねるために「良かったプレー」も振り返ることが重要と伝え、選手たちは、「これまではミスをしたことを反省するばかりだったが、良いことも振り返ることは大切だということが新鮮だった!」と笑顔で語りました。
あすが最終日。宮里さんは「大会を通して選手たちが何を考えてプレーしていたのかを知ることが楽しみ。そのためにプレーをしっかり見ていきたい」と地元・沖縄での自身の大会へ期待を膨らませました。
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