Jリーグ・YBCルヴァン・カップ準決勝第2戦は13日、各地で行われ、川崎はUvanceとどろきスタジアムbyFujitsuで、新潟に0-2で敗れ、2戦合計1-6で敗退した。もう1試合は、名古屋が横浜Mに1-2で黒星を喫したものの、合計4-3で逃げ切り。両勝者は11月2日に東京・国立競技場で開催される決勝へ進んだ。

試合を振り返る川崎フロンターレの鬼木達監督

◆「間違いなく自分の責任」と鬼木監督

 第1戦を1-4で落とし、3得点以上が必要な川崎は前半、DF三浦も含む5人が最前線に並んだ。前掛かりな布陣で攻勢をかけたが、「人はいるけど、良い距離感でプレーできなかった」とFW山田。ボールを届けようとする選手との距離が開き、肝心のシュートにつながらなかった。  前半31分にパスを奪われて痛恨の先制点を許すと、ほとんどの選手がぼうぜんと立ち尽くした。キャプテンマークを巻いた24歳の山田は「失点する前からチーム全体に焦りがあった」と平常心を欠いた戦いを悔やんだ。  現在10位のリーグ戦と天皇杯全日本選手権に続いて国内タイトルを逃し、今季の無冠が決定。試合後はサポーターからブーイングを浴び、鬼木監督は「間違いなく自分の責任」と顔をゆがめた。(加藤健太) 

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