試合を振り返る川崎フロンターレの鬼木達監督
◆「間違いなく自分の責任」と鬼木監督
第1戦を1-4で落とし、3得点以上が必要な川崎は前半、DF三浦も含む5人が最前線に並んだ。前掛かりな布陣で攻勢をかけたが、「人はいるけど、良い距離感でプレーできなかった」とFW山田。ボールを届けようとする選手との距離が開き、肝心のシュートにつながらなかった。 前半31分にパスを奪われて痛恨の先制点を許すと、ほとんどの選手がぼうぜんと立ち尽くした。キャプテンマークを巻いた24歳の山田は「失点する前からチーム全体に焦りがあった」と平常心を欠いた戦いを悔やんだ。 現在10位のリーグ戦と天皇杯全日本選手権に続いて国内タイトルを逃し、今季の無冠が決定。試合後はサポーターからブーイングを浴び、鬼木監督は「間違いなく自分の責任」と顔をゆがめた。(加藤健太) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。