◇ナショナルズードジャース(日本時間25日、ナショナルズ・パーク)
ドジャースの大谷翔平選手が日本時間25日、敵地ワシントンでのナショナルズ戦を前に報道陣の取材に応じた。前日に2試合連続となる今季第6号ホームランを放ったことについて「人生のなかでもトップクラス」と打球速度約191キロの“最速弾”の手ごたえを語った。
また取材の中で、母校・花巻東高校の後輩で、米スタンフォード大学への進学を控える佐々木麟太郎や、来季からNBAから日本へ活躍の舞台を移すことを表明した同学年のバスケットボール・渡邊雄太についてもコメントした。
<発言全文>
Q.きのうのホームランは過去最速、打った瞬間手応えはあったか?
A.そうですね、感覚的にも人生のなかでもトップクラスじゃないかなと思います。
Q.手術してパワーも戻ってきて、打撃の好調で感じているところは。
A.投球プログラムのリハビリはまだ続いてますが、基本的に打撃はもう終わってはいるので、フィールドでどれくらい強度を保って毎試合出れるかというところにフォーカスしてます。
Q.ピッチングに費やす時間が減って打撃に集中しやすい?
A時間的に余裕があるのはもちろんそうなので、体調管理しやすいのはそのとおりだと思いますけど、あまり考える時間長すぎてもよくないと思うので、基本的には練習時間とかデータを見る時間というのは一緒にはしてます、例年と。
Q.打撃だけという年もあったが、成功している理由は?
A.前回はひざの不安が多かったので、そこが前回とはいちばん違う、ひじ以外は万全な状態ではあるので、そこが前回と違うところかなと思います。
Q.打撃好調の要因は?
A.あまり新しいチームに来て新しい打線に入っているので、あまり自分の打撃がどうのこうのと気にしている余裕がないと思うので、本当に勉強の途中かなという感じですかね。
Q.オフにトロントに行ったという報道もあり騒ぎがあったが、そのことに関してきまずいところはあるか?
A.行った行かないに関しては僕がいちばんびっくりしてたので、そこは正直ファンの人たちと同じような気持ちでそのときいましたけど、実際に話もさせていただきましたし、すばらしい球団だなというのは僕は個人的にもそうですけど感じてはたの、ファンの人も含めて街も好きですし、行くこと自体は楽しみにしていますし、そこでプレーすることも楽しみですね。
Q.フライトのトラッキングは見てましたか?
A.ニュース?言われてるなと言うか僕は乗ってないんだけどなと感じてましたけど。
Q.監督がストライクゾーンについて調整していると言っていたが変えたことは
A.話して、監督とも話して、バッティングコーチもそうですけどね、毎日話しますし、基本的にバッティングコーチは動作的な問題がメインですけど、監督とはそういう、アプローチの面で話して、自分ももちろん納得する面もありますし、はやい段階でそういうふうに対策をうつことで今後もプレーしやすくなるという話もしていたので、それはお互いにゲームを作る上で高め合っていければなと思います。
Q.この数週間、クラブハウスで存在感を増しているように感じるが、通訳変わったことによって変わった?
A.どうなんですかね、新しい通訳がすばらしいんじゃないですか。(笑)
ウィルさん.The new interpreter is probably pretty good.(笑)
Q.本当に通訳した?(笑)
ウィルさん.He said.(彼はそう言ったよ笑)
Q.水原氏という友人がいなくなって感じたことはあった?
A.まだ調査自体は続いているので、全部が終わったというわけではないですし、失った、それ以上に、チームメートもチームもそうですけど、この件でもそうですけど支えてもらってる、サポートしてくれてる人たちがたくさんいるので、むしろそっちの方がありがたいなというか、そういうふうに思っている、感じる場面の方が多いかなと思います。
Q.オフにはトロント以外にどの球団と話した?
A.ここで、ここ、ここというふうにはもちろん言えはしないので、もちろん向こうが言う分にはね、僕の方からはかまわないですけど、シーズン中で向こうもチームとして動いていますし、迷惑がかかるかもわからないので、ここでは具体的なチーム名、ここ、ここというのは控えたいなと思っています。
Q.佐々木麟太郎選手にはなにか助言は送った?
A.助言はしてないですね、基本的に自分が選んだところがベストな選択だと思いますし、僕ももちろんそうやって、いろいろ決めてはきてはいるので、本人が納得して選んだというのがいちばん大事だと思うので、特に助言というのはないですかね。
Q.監督のホームランの記録に近いが、それについては。
A.できればね、きょうできればいちばんいいですけど、まあベストを尽くしたいと思います。
Q.昨日の本塁打ですが、人生で一番と話していたがどのあたりが?
A.打感というか、もちろん当たったポイントもそうですし、タイミング的にドンピシャだったかなと思います。
Q.昨年の打撃に戻った?それともさらに進化した?
A.段階は進んでいるとは思いますね、それはまぁ上に行けば上に行くほど伸び率みたいなものは当然下がってくるとは思いますけど、細部の部分というか、細かい部分というのはちょっとずつ上がってくるもんかなと思うので、もちろん変える部分もありますけど、継続してこう、取り組んで伸ばしていくという部分もあるので、そこはどっちもかなとは思います。
Q.クリケットバットを継続しているのか?それとも違うアプローチを試みているのか?
A.それは練習の一環ではあるので、過度にやりすぎるということで逆によくなかったり、それはもうバランスの問題なので、そこのバランスの調整、こういう打てない要因がここにあるんだったらこの練習みたいな、そのバランスの感覚というのが大事かなと思います。
Q.遠征に奥様は来ているのか?
A.来てないですね。
Q.遠征先など、奥様を連れて外で散歩など違う時間を過ごすということは?
A.休みがそこまでまだ、基本的に休みの移動がうち結構多いので、あんまりその、自宅で丸1日休みというのは今の所ないので、一緒に散歩に行ったりとかはしますけど、まだそこまで丸1日どっかにいくというみたいなのはないかなと思います。
Q.寂しくないですか?
A.寂しいと言わせたいです
Q.親交のあった渡邊雄太さんが日本に帰ることになったが彼のキャリアについて?日本に帰るという決断について?
A.決断自体はもちろんリスペクトしていますし、本人がもちろんさっきも言いましたけど納得して選んだ道というのが本人にとってもちろん一番いい選択だと僕は思うので、そこはもちろんリスペクトしていますし、日本人の選手としてアメリカでやってたのも、同級生でしたし、そこは、気にしていたので、寂しい気持ちとあらためて頑張ってほしいかなという気持ちがあると思います。
Q.メッセージのやり取りは?
A.まだですね、共通の方から色々話は聞いてたので、落ち着いた段階でしたいなと思っています。
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