パリ・オリンピックのバドミントン混合ダブルスで2大会連続の銅メダルを獲得した渡辺勇大選手(27)=BIPROGY=と五十嵐有紗選手(28)=同=が9日、福島市の県庁に内堀雅雄知事を訪ねた。2人は1学年違いで、富岡町の富岡一中(富岡中に統合)、県立富岡高校(休校中)の出身。「ワタガシ」ペアの愛称で親しまれ、集大成となった大会出場を報告した。
渡辺選手は「金メダルを目指していたので悔しかったが、3位決定戦はもう1試合できる喜びをかみしめながら楽しんだ」と振り返り、五十嵐選手は「心も体もキツかったが、勇大君と戦えて良かった」と語った。内堀知事は「県民を代表して『おめでとう』と伝えたい」とねぎらった。
2人は8月のジャパン・オープンを最後にペアを解消。渡辺選手は田口真彩(まや)選手(19)=ACT SAIKYO=と、五十嵐選手は桜本絢子(あやこ)選手(29)=ヨネックス=とそれぞれペアを組んで再出発している。【松本ゆう雅】
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