報道陣の質問に答える村尾三四郎=羽田空港

柔道男子90キロ級でパリ五輪代表内定の村尾三四郎(JESグループ)が24日、優勝したアジア選手権から羽田空港に帰国し「自分の力を発揮できた。イメージ通り、いい形で五輪につなげられた」と手応えを語った。

23歳の村尾は2月のグランドスラム(GS)パリ大会で初戦敗退。徹底的に課題に取り組み、3月のGSアンタルヤ大会に続く制覇につなげた。「敗戦により何をすべきかが明確になった。五輪まであと3カ月、しっかり仕上げて本番に臨む」と力を込めた。

日本女子の増地克之監督はアジア選手権で負傷した女子78キロ超級の素根輝(パーク24)について、左膝を痛めたと明らかにした。帰国後の検査で重傷ではないと診断され、1週間程度で痛みが引く見込み。自力歩行もでき、代表内定のパリ五輪前に実戦を1大会入れる計画だという。

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